連載 PARBREAK・パーブレーク VOL.7 2000/4/10 編集・伊丹邦男 |
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実践ゴルフ (傾斜でのショット) PART.2 |
シーズンオフの練習で充分打ちこんで来た事と思いますが、 ゴルフシーズンに突入する時大事なことは練習場では打席がフラットな状態でしたが、コースではそうはいきませんので、ここで傾斜のショットを書いておきます。 傾斜にはさまざまなシチュエーションが考えられますね。どんな傾斜でもフルショットはいけません。下半身がフラットではないのでフルショットをすると、下半身が安定していない為、ボールの方向&高さに狂いを生じます。 傾斜でのショットで肝心なのは手だけのスイングを身につける事です。このショットはハーフショットになります。 練習場でもハーフスイングでフルショットの10ヤード落ちくらいの距離感で練習しておきましょう。結構ハーフショットでもフルショットに近い距離が出る事を体感できると思います。 要は前号でも書いたスイングプレーンが合っていればクラブが勝手に距離を出してくれます。 又、傾斜でのショットで忘れてならないことは膝、腰の高さを水平に保つことです。 解りやすく言えば傾斜には関係無く垂直に軸があるようにスタンスすれば良い訳です。 良く傾斜に添ってスタンスをとれ!と教えられたた方もいる事でしょうが、それでは目線が狂いますので、あくまでも目線はターゲットに水平でなければ方向&高さの理想が得られません。 |
スイングリズムを 作る。 |
ショットで大事なことはスイングのリズムです。スイングの早さの問題では有りません。プレーヤーの持って生まれたリズム感をゴルフのスイングに置き換えることです。よくスイングリズムを考える時、どうしてもゆっくりのリズムがスイングリズムと考えてしまいますが、リズムは前述の各人それぞれのリズム感で最も心地よく振れる最大のスピードです。 又、スイングリズムを良くする事は、バックスイングからフィニッシュにかけて同じスピードで振る事です。この事は実践でのショットを18ホール続ける事により、ピンチ&チャンス時にスムースなショットが得られ、好結果につながります。 最後に日頃から何が起こっても動じない心(精神の落ち着き)のテンションを低くしておく事を心がけましょう。 |
耐える。 | ゴルフの楽しみ方には様々なステージが有るわけですが、競技のゴルフについてお話します。 競技のゴルフは18ホールの戦いな訳ですので、約5時間程ゴルフのプレーをしている事から考えると、5時間も気持ちを集中させておくことは無理と考えます。まず、メリハリを持ってプレーすることが肝心でしょう。 精神的な浮き沈みが即スコアに表れて来ますのでボギー発進でもあわてずに18ホールの内、必ずボギーの2つや3つは出るものと覚悟しておけば良いスタートが切れるでしょう。この事が耐えると言うのに繋がってきます。 ピンチの後にはチャンス有り、チャンスの後にはピンチが必ずやって来ます。この流れを自分の物にするのも耐えた考え方が出きれば18ホールを終了した時点で、おのずと結果に現れます。心にクッションを置きましょう。 競技ゴルフの楽しみ方は気持ち次第です。その時のショットに一喜一憂しないで、18ホールの結果に一喜一憂しましょう。 |
アプローチショットの 距離感 PART.2 |
アプローチショットの距離感は難しいものですね。 まず、アプローチのショットで肝心な距離感に必要な事は、イメージを大事にしながら果敢にクラブを振るということでしょう。 スイングの大きさと距離感が合わない時は、思わずインパクトが緩みがちになりますが、フォローの方向を一定にすればスイングが安定して、距離感も合って来ます。 フォローの方向とはインパクトのあと、インサイドに振る事です。カットでは有りません。 インサイドに振る事のメリットはフォオーが低くなりいつも同じクラブフェイスのスポットでボールを捕らえられる事と、フォローの余分な出すぎによる打ち過ぎを防ぐ事が出来ます。 このショットはプロ選手が行っている基本ですので身に付けておきましょう。 |
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