連載 PARBREAK・パーブレーク VOL.3 1999/11/13 編集・伊丹邦男 |
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体調管理 |
定期的にゴルフプレーを予定してある場合は体調をいつも整えておきましょう。 お酒は程々に、食事は軽めが良いでしょう。特に前夜スタミナをつける為の焼肉等のカロリーの高い食事は消化するまで体内のエネルギーを使いますので逆効果です。2日前の食事が効果的でしょう。 プレー当日の朝食は必ず取りましょう。これは蛋白質と炭水化物を補給する為です。 蛋白質はアミノ酸に変化しエネルギーになるまで1時間くらい(食品の中で1番早い)ですので、食事時間をスタート時間に合わせればベストでしょう。 プロ選手を見ますと、必ず体調を日々、気を使って、体のキレを良くしておく事に注意しているみたいです。又、日頃汗を絞っておく事も良い事でしょう。 |
スピン量 |
ゴルフはボールの回転数(スピン量)をコントロールするゲームです。 正常な回転と回転数が標準ですが、右回転、左回転のスピン量に比例して、フック、スライスとなる訳です。又、ボールの高低もスピン量で決まります。以上を頭に入れ練習の時に各クラブでボールの高低及び回転を練習してみましょう。 ゴルフの上達は物理的に考えても面白いと思いますので、是非おすすめです。 |
スイングプレーン | 先日の日本プロシニア選手権の時に非常に参考となる練習器具を北山孝子プロ(小川清二プロの実妹)より見せてもらいました。スイングプレーンを考える上で、今までは言葉での表現でしたが、器具によりスイングプレーンが確認出来るのは初めてでしたので、カルチャーショックを受けました。 この器具はアメリカ製(商品名:レーザーアイ)でクラブシャフトの両端よりレーザー光線が照射され、その光線スポットの動きでスイングプレーンが確認できる事です。 使い方はアドレス時にレーザー光線でボールを指しておきます。次ぎにテークバックからトップに至る時、レーザー光線は飛球線後方に直線を引きます。(まっすぐクラブを引くと光線は飛球線に対し右上がりとなりアップライトです。飛球線よりインに引いた状態が直線です。)そして肩までテークバックした時には反対にグリップエンドよりレーザー光線がボールを指して飛球線後方にトップを作るまで直線となります。 ダウンスイングからフォローにかけてもクラブシャフトの両端から出るレーザー光線の動きを直線になる様にスイングすればその人の適正スイングプレーンと言う訳です。 すなわち、何を意味するかと言うと、このスイングプレーンが合っていればその人の最大パワーがボールにロス無く伝わると言う事です。 他のプロにも振ってもらいましたら、テークバックには個人差が有りますが、ダウンスイングからはレーザー光線が直線に動く事でビックリしました。プロは体で覚えているのでしょう。 この器具はアメリカのある有名レッスンプロの発明品だそうで、ジュニアに教える時に効果を発揮するそうです。ジュニアが面白半分に振っているうちに、自然とクラブの使い方が解ってしまう代物です。 器具が無くともイメージで振っているうちに、シャフトがボールをはじく実感が得られることでしょう。練習や実践で試してみて下さい。 あなたに適したスイングプレーンが出来、きれいなループを描く事でしょう。 |
90を切る | ある程度ゴルフに理解力がついてくると、100、90ストロークを切りたいものですね。 90回はすなわち、ボギーペースです。まず9ホールを考えると、ロングホールとショートホールが2ホールずつ、ミドルホールが5ホールで通常は構成されていますね! このロングホールとショートホールを大事にプレーする事です。 何故かと言うとショートホールはティーアップして打てるわけですから、練習場と同じのショットが出来るでしょう。(スタンスに気をつけてアドレスしましょう。)又、ロングホールはセカンドショット時にサードショットが打ちやすいと場所へフェアウエイウッドでミスをするより、アイアンを使用すればナイスショットの確率が上がり、通常のロングホールでは150ヤードを切る所へ運べるでしょう、従ってサードショットが簡単なショットとなる訳です。 残りのミドルホール5ホールは多少ミスをしてもロングとショートホールに神経を使って上がっていれば余裕が自然に出てミスを最小限に押さえる事でしょう。 残りの9ホールも同じ考えでプレーすればおのずと結果が出て来ます。 こんな考え方をコースマネージメントと言うのでしょうか。その人のレベルで考えてプレーすればショットにこだわらず、楽しく100や90を切れる事でしょう。 守備良く切れた方はご連絡下さい。 |
80を切る | 出そうで出ないのが70台ですね!技術的には何の問題も無いのに!と、 ラウンド後の反省は良くやるでしょうが、『あのショットをミスしなければ70台が出たのになあ!』 しかし原因はミスショットでは有りません。必ず誰でもミスは多かれ少なかれ有ります。 それはゴルフの流れです。 どこかのホールで必ず1日のスコアを左右する場面が二回ほど有ります。 この時を大事にする事ですが、特にピンチの状態のパッティングがそうです。このパットが入るか、入らないかで流れが変わるでしょう。入っていれば次ぎのティーショットを余裕を持って望める事が出来ます。冷静にラウンドしていれば、このターニングポイントが解って来る事でしょう。早い内にペースを掴んでも、もう一回流れが来ます。このターニングポイントが解ればおのずと良い結果が得られる事と思います。 私は1ラウンドに6回のピンチを想定しています。50パーセント、パーをセーブ出来れば結果的に75ストロークで上がれる事が出来ます。それにバーディが絡めばパープレー.....。 実際には1つのショットに一喜一憂するのがゴルフの楽しみでしょうが、こんな事を考えながらプレーするのも一考でしょう。 |
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